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しろくまがいるブログʕ·ᴥ·ʔฅ

母の日と胃ガンと伝えたいこと

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こんにちはしろくまです。

今日は母の日ですね。母の日がくると思い出すことがあります。

母親が胃ガンだということを知らされたのがこの時期でした。

この話を書くか迷いましたが、どうしても伝えたいことがあったので書いてみます。

突然の電話

ある日、家で子供と遊んでいると電話が鳴りました。携帯の表示を見ると普段滅多に電話してこない父からでした。

なんだろう。

そういえば以前、母の卵巣摘出手術当日の朝に父から電話があったことを思い出しました。

なんか嫌な予感がするなぁ・・・。

そう思いながら電話に出ると、いつもより少し重い感じで

「お母さんがガンかもしれない」

あぁ、ドラマでよく見るやつだ。そんなことを考えながら何か違う世界の出来事みたいに聞いている自分がいました。

色々聞いたつもりでしたが、この時はあまり覚えていませんでした。あとで落ち着いてから聞いてみるとこういうことでした。

・のどの調子がおかしいから病院に行って念のため胃カメラで胃を診てもらった
・そしたら胃にポリープがあってガンかもしれないとのこと
・最終的な診断結果は今度だが、医者が言うには見た目的にガンっぽい
・ガンだったら胃の切除手術をする必要がある

まさか自分の親がガンになるとは思いもよりませんでした。さらに長くない可能性もあるなんて・・・

こういうのって実際に経験しないと分からないです。ドラマや映画ではよく見るけど現実感ないですから。

電話の後、妻にも伝えました。後から聞くとこの時の自分は落ち着いているようだったけどすごく悲しそうだったそうです。

まぁでも検査結果ではガンじゃないかもしれないし、この時はまだそういう期待を持っていました。

診断結果は予想通りガン

そして数週間後、検査結果が出ました。

今度は父からメールで、「やっぱりガンだった。」と連絡がありました。

それからの段取りはすでに医者と話し合ったそうで、たしか2週間後くらいに胃の全摘出手術をすることが決まっていました。

胃の一部だけを切除する案もあったらしいのですが、転移を考えると全摘出が妥当という判断だそうです。

全摘出なので手術して1年ほどはまともな食事ができないそうです。食べ物を消化する器官がないわけですから。でも1年くらいすると他の臓器が消化の代わりをすることができるので普通に近い食事もとれるようになるとのこと。

手術までの間、母とも電話しましたが、いつも通りの様子にみえました。心配させないように平静を装ってたのかもしれません。

手術は無事成功

手術日当日、母の様子をあとで父に聞くと、失敗すると二度と目が覚めない可能性もあるため、母は結構心配だったらしいです。そりゃそうだ。平気な人なんていないですよね。

そして手術は無事成功。手術が成功したことを仕事中にメールで知りました。

しばらく入院して、無事に退院までこぎつけました。退院の時にお医者さんに渡す洒落たお菓子を送ってほしいと依頼されたくらいまで回復していました。

本当に大変なのは術後

退院はしましたが、胃を全摘出しているので食事に苦労したそうです。離乳食のような食べ物を作る必要があるし、1回に食べられる量が少ないので、1日の食事回数が5,6回必要です。その食事は全て父が作ったそうです。あまり料理をしない父がどんなに苦労したか・・・。

そして定期的な検査。転移していないかを2,3ヵ月に1回通院して調べます。これも毎回ドキドキするようです。転移していた場合さらに治療が必要になります。

そして現在

母は現在、元気に庭の手入れをして毎日過ごしています。

幸い今のところ転移はなく、食事も以前と同じまでとはいかないけれど、好きなものでも少量ですが食べられるそうです。胃がないのにスゴイ。人体って不思議ですね。

ただ転移の危険性は常にあるので定期的な検査には今も行っています。胃ガンの発症から5年以内の生存率が50%と言われているので安心はできませんが・・・。

言いたいこと

親孝行したい時に親はいないという諺があります。

私は結婚するまでほとんど親にプレゼントや電話など親孝行らしいことをしてあげられたことがありませんでした。結婚してからは妻のおかげで毎年プレゼントや写真を送ったりするようになりました。今年も母の日に花と子供の写真を送りました。

父に聞くと毎回喜んでいるそうです。花を花瓶にかざったり写真をアルバムにしたり。

もしこの記事を見ている方が母の日にお母さんに何もしてあげていなかったら、電話でもよいのでしてあげてください。

ありがとうって言うのが照れくさかったら、なんとなく電話した、でもよいです。

親はいつまでもいないです、遅かれ早かれいつかはいなくなります。それがいつになるかは誰にも分かりません。明日かもしれないし10年後かもしれない。でも、もし明日だったら絶対後悔するはずです。もっと親孝行してあげればよかったと。

後悔しないため、親のためにも、どんな小さなことでいいいので今できることをやってあげてください。

自分が親になって思うのは一番の親孝行は子供が元気で過ごしていることです。それを報告するだけでも親孝行になると思いますよ。