ブログ関連 PR

記事のリライトのコツ。記事単体のアクセスが3倍になったので方法や検証結果を紹介

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
f:id:bucchiz:20170506184442j:plain

(2017/5/7更新)

こんにちは。しろくまですʕ·ᴥ·ʔฅ

ブログを開設して半年、その間アクセスアップのために色々な施策をしてきました。

その中で効果のあった施策として「過去記事のリライト」があります。

実際にやってみて結構効果が実感できたので、自分が実践したリライトの方法や検証結果を紹介したいと思います。

リライトってどうやるんだろう、どれくらい効果があるの?と思っている初心者の方には是非見てもらえればと思います。

リライトした記事

まずは今回紹介する記事はこちら

www.life-alright.com

この記事、なんとブログを開設して2つ目に公開した記事です。1記事目が挨拶記事(今ではリライトしてブログ紹介記事になっています)だったので事実上の初記事といえます。

上記のリンクは現在のものなので、タイトルや内容はすでにリライトされています。

アクセス数の推移

先にリライトしてアクセス数がどうなったか紹介します。

本当はアナリティクスの情報が分かりやすいのですが、キャプチャは規約違反という話も聞きますのではてなカウンターの情報を使わせてもらいます。

リライト前の2017年1月のこの記事だけの総アクセス数は「140

f:id:bucchiz:20170506155338j:plain

そして、リライト後の2017年4月のこの記事だけの総アクセス数は「1220」。

f:id:bucchiz:20170506160824j:plain

単純に計算すると8倍です。8倍ってすごい!と思いがちですが、もしかしたらこのブログ自体のドメイン力が上がったことが起因している可能性もあります。

つまりリライトしなくても8倍になってたんじゃね?ということです。

そこで、初投稿時から一切リライトしていない記事を参考にドメイン力によるアクセス増加率を調べてみました。

www.life-alright.com

こちらの記事は初投稿時から一切リライトしていません。

この記事の2017年1月のアクセス数が「51」。

そして2017年4月のアクセス数が「136」でした。

つまり単純に考えるとブログ自体のドメイン力向上によるアクセス増加率は、2.7倍となります。

先ほどの記事の1月のアクセス数が、140なので、140×2.7=378。つまり何もリライトしなかったら4月は378PVだったということになります。しかし実際は1220なので、リライトしたことによるアクセス増加率は、1220/3.7=3.2つまり「3倍」となります。

※実際は時期などの要因が複雑に絡み合っているはずですが面倒なので単純に考えています。

リライト方法

では実際にどのようなリライトを行ってきたか説明します。

尚、ここで紹介する方法はあくまでも僕が個人的に行ってきた手法なので、もっとよい方法があるかもしれません。その場合は教えていただけると嬉しいです。

1.記事タイトルの変更

記事タイトルの変更について説明します。

まず初投稿時のタイトルはこちら。

家族3人が快適に乗れる車とは?【フリード新型vsフリード旧型vsシエンタ】

一応初心者ながらSEOを意識してつけました。気を付けたのは以下の2点。

・とにかくタイトルにキーワードを入れる

フリード、新型、旧型、シエンタ、辺りを入れました。入れたはいいけどvsとかかなり強引です。

・ターゲットを絞る

どこかで、ビッグワードでは勝ち目がないのでターゲットを絞ったほうがよい、という記事を見たので、3人家族という層にターゲットを絞りました。これは「3人家族 車」といった検索ワードの人に効果的です。

しかしながら先ほど書いた通りアクセス数は散々なものでした。

その後、4月に入り今のタイトルに変えます。

3人家族の私が新型ではなく旧型フリードハイブリッドを買った理由【室内、燃費、価格を比較】

見直したのは下記のポイント

・ユーザが思わず見たくなるタイトルをつける

普通は旧型よりも新型がいいに決まっているけど旧型がいいと言っている理由ってなんだか気になる。なぜなんだろう。って思わせたらこっちのものです。

・文字数が32文字以内

これはよく言われている対策。Googleの検索ページに表示される文字数が32文字だからですね。「~買った理由」までで31文字です。

(2017/5/7更新)

実際にGoogleで検索した時に表示されるとこんな感じです。

f:id:bucchiz:20170507184851j:plain

新型を買おうとしている人が見るとちょっと気になりますよね?

・検索されやすいキーワードを自然に盛り込む

32文字目以降に関連するキーワードの中でも検索頻度が高いものを盛り込んでいます。「室内、燃費、価格、比較」というキーワード(サジェスト)です。

このキーワードはGoogleのキーワードプランナーというツールを利用して調べています。

www.life-alright.com

このツールで「フリード」と調べると、「価格、燃費、比較」辺りが出てきますのでそれを盛り込みました。

ちなみにサジェストを調べられるサービスやツールはキーワードプランナー以外にもあるので使いやすいものを使えばよいと思います。goodkeywordとかも簡単でいいですよね。

(2017/5/7追記)

キーワードプランナーの使い方を少しだけ書いておきます。

https://adwords.google.co.jp/KeywordPlanner

上記にアクセスしたら、「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」を選択。「宣言や紹介するサービス」に検索したいキーワードを入力。さらに右下のキーワードオプションで「入力した語句を含む候補のみを表示」にチェック。下の「候補を取得」をクリック。

2.情報の更新

次は情報の更新です。この記事ではフリードの価格情報や納品までの期間といった旬な話題を盛り込んでいたので、それらを最新に更新しました。いつまでも情報が古いとユーザが、これ古い情報だから見る価値ないな、とすぐに別のページに移ってしまいますからね。この情報はディーラーに行った時についでに聞いてきました。

今回の例は車でしたが、商品のレビューの場合はAmazonや楽天のリンク切れ、サービスの紹介であればキャンペーンが終了していないかなどを確認するとよいでしょう。

3.見た目の改善

見た目は他の項目と比べて優先度は下がりますが結構重要です。

(2017/5/7追記)

やったことは下記の4点。

1.改行位置を適切に

元の記事は改行が多すぎたのである程度まとめました。改行のルールについては試行錯誤した結果、以下に落ち着きそうです。

  • 同じ話題の場合は改行は極力しない
  • 最大でも3行(PCでの表示)で改行する
  • 改行だけか1行空けるかは話題の関連性次第

これは好き嫌いがあるので自分のブログの他の記事との統一性を考慮に入れて決めてもらえればよいです。

2.見出しを適切に

見出し2(h2)の次が4(h4)とかの箇所があったので順番通りになるように修正。これはGoogleが見出しの順番を適切にすることを推奨しているからです。基本的にh2→h3→h4となるように配置する必要があります。

(2017/5/7追記)

また、はてなブログの見たまま編集では大見出しがh3というタグになるのですが、SEO的にはh2から始まったほうがよいという話もあります。正直なところ本当にh2がよいかは僕も検証していないので分かりません。余裕があればh2にしてみてもいいかもしれない程度です。実際に今回紹介している車の記事ではh2を使っていますが、他の記事はh3が多いです。

3.太文字、赤文字に統一感を持たせる

重要度としては、太文字<赤文字<太赤文字となるように統一しました。

(2017/5/7追記)

蛍光ペンにしている方もいるのでこれは個人差がありますね。自分で統一していればよいと思います。

4.比較情報はなるべく表にする

新型と旧型の価格や燃費の比較情報は表にしたほうが見やすいです。

(2017/5/7追記)

表データはエクセルで書いていますが、エクセルの表をコピペでそのまま持ってくるとかっこ悪いので、エクセルからHTMLに変換するアドインを使っています。

はてなブログで表を作成するときはRelax Toolsを活用しよう!画像で貼るとSEOに不利! - ケータイ乞食から陸マイラーへ

こちらを参考にさせていただきました。

4.内容の追加

そして一番大事な内容の追加です。

ユーザが望んでいる情報を追記してあげるとGoogleは評価してくれます。ただし、どこかから持ってきた情報をただ追記するだけではなく、オリジナリティある情報が望ましいようです。

そこで僕は、実際に買う人の立場にたって本気で比較して検討した情報を書こうと思い、ディーラーに行って比較対象の車の写真を撮りまくったり、実際に座ってみたり子供を乗せてみるなどしました。それを踏まえて書いた文章は、ネットにある数値だけの情報よりかは役に立つ情報ではないかと思っています。記事を見てもらえれば画像が多めなのが分かると思います。

また、納車された後の乗り心地などの情報も追記しました。これも実際に買った人じゃないと分からないことなので結構オリジナリティは高いと思います。

また、タイトルで盛り込めきれなかったキーワードもさりげなく追記しておくとよいです。今回紹介した記事でいうと、「馬力、ナビ、感想、イマイチ」などそれほど重要ではないけど検索される可能性のあるキーワードを盛り込んでいます。実際にアナリティクスで調べると、「フリード 旧型 感想」といったワードで来られているユーザもいました。

まとめ

1.記事タイトルは32文字以下でキーワードを盛り込む

2.価格や納期などの変動しやすい情報を最新に更新

3.改行位置や文字色など見た目も改善する

4.オリジナリティのある情報の追記や検索されるキーワードを盛り込む

リライトは本当に重要です。ただ、初心者の方は新規記事とリライトどっちを優先するか迷われるかもしれません。個人的には旬な情報でアクセスが自分のブログ内でTOP5に入る記事ならリライト優先にするべきだと思います。

僕自身も日々勉強中なので、今日紹介した記事もタイトルや内容は変えるかもしれません。 その場合できるだけこの記事内容も更新するつもりです。

ここで紹介した内容以外にこんなコツがあるよーって方がいれば教えていただけるとすごく嬉しいです(*´ー`*)

(2017/5/7追記)

「リライト方法」をリライトしました。どうやって改善するのかを具体的に書いてあるとわかりやすいかなぁと思いましたのでキーワードプランナーの使い方や改行のルールなどを追記しています。ついでに新しいキーワードも結構盛り込みました。

たくさんの方に見てもらえたからか、「ブログ リライト コツ」でGoogleの1ページに表示されています。本当にありがとうございます!