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Adsense審査のポイントから広告設置まで手順やコツなどのまとめ

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

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こんにちは。しろくまです。

GoogleAdsenseの申請から設置まで一通り終わってひと段落したので、調べたことや実際にやってみて困ったことなどをまとめてみました。

Adsense関連の情報はネットで探せば色々出ては来ますが、意外と古い情報が多く、昔はダメだったことが今はOKということもありましたので、最新の情報としてまとめています。

この記事は下記の方を対象としています。

  • これから申請をしようと思っている方
  • 申請したけどなかなか承認されない方
  • 承認されたけどまだ広告ユニットを作成していない方
  • 承認されてなんとなく設置しているだけの方

こんなことが分かります。

  • 申請の手順
  • 承認されるサイトのポイント
  • 広告ユニットの一般的な作り方
  • 広告ユニットの収益率の高い配置
  • 広告ユニットの自動設置方法

申請の手順

まずはGoogleAdsenseに申請する前に以下のポイントについてチェックしてサイトを見直します。

必須ポイント

  • 独自ドメインであること

2016年の春頃から独自ドメインが必須になりました。
はてなブログを含む無料ブログを使用している場合は申請時にURLを入力した時点で弾かれます。

  • 記事をある程度書いていること

明確な数値はありませんが私は記事数が15で申請して30くらいの時に承認されています。
色々調べると1000文字以上の記事を10~20程度が一つの基準な気はします。
もちろんそれより少なくても承認されることもあるかもしれません。

推奨ポイント

こちらは見直しの推奨ポイントです。
これらを対応しなくても承認されたという報告はありますので推奨としましたが、GoogleのAdsenseポリシー的には対応が必要な項目です。
一度落ちてしまうと承認に時間がかかってしまうので、できれば初回の申請前に見直しておいたほうが効率的です。

  • 著作権的に問題がありそうなコンテンツがないか
  • プライバシーポリシーはあるか
  • グローバルメニューはあるか
  • パン屑リストはあるか
  • 禁止コンテンツに抵触していないか
  • カテゴリーは整理されているか

それぞれ詳しい対策方法は下記にまとめています。

初回申請から承認されるまでの時間は人それぞれです。
短い場合は1週間程度、長い場合は数ヶ月かかる方もいます。
私の場合は一度落ちて2ヶ月弱かかりました。こればっかりはGoogleのAdsense担当の方次第なので気長に待ちましょう。

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承認まで長くかかった人にはお馴染みの画面。
申請中はadsenseのサイトにこれが表示されます。
私は1ヶ月以上表示されていました。最大3日間ってなんなの?(#^ω^)

広告ユニット作成

承認されたら広告ユニットを作ります。

Adsenseにアクセスしたら、『広告ユニット』→『新しい広告ユニット』をクリック
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必要事項を記入していきます。
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  • 名前

広告に名前をつけます。私は名前の付け方は下記のようにしています。

ブログ名+サイズ+貼り付け場所 (lifeisalright-レスポンシブ-上)

Adsenseは同じアカウントであれば複数のブログに貼ることができるのでブログ名をつけます。
そしてサイズと貼り付ける場所もつけます。
後でパフォーマンスレポートを見ながら改善する必要があるため、どこに貼った広告が収益が良いかが分かるようにします。

ここで私の失敗事例なのですが、私は広告は記事毎に作るのかを思い20個くらい作ってしまいました。
さすがに非効率過ぎたのですぐにやめましたが・・・。
そして作った後に分かったのですが、広告は1回作ると削除できません
削除の代わりに『非表示』というステータスがありまして、それにすると画面からは見えなくなります。
しかし削除されたわけではなく存在はしています。特に削除しなくても損はないですが、なんだかスッキリしないので作りすぎないように注意してください。

  • 広告サイズ:

広告サイズを選びます。
私はダブルレンダリング用に336×280とスマホ用にレスポンシブの2つくらいしか作っていません。
ここはブログのコンセプト次第で色々工夫する必要があるので自分に合ったものを選んでください。

  • 広告タイプ:

テキスト広告とディスプレイ広告』の1択かと思います。
ユニットのサイズに応じて自動で広告が選ばれるのですが、サイズによってはテキストのみ/ディスプレイのみしか表示されないものもあります。
よってどちらでも表示できるようにしておけば、何も表示されないことを防げます。

広告ユニット設置

広告ユニットを作成したら記事に配置します。

貼り付け方

貼り付け方は、作成したユニットの『コードを取得』からコードをコピーして、ブログのhtmlに直接貼り付けます。

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赤枠の部分を全選択してコピー

貼り付ける場合の注意点として、広告だと分かるようにユニットの上に表記をしないといけないということです。
私は「スポンサーリンク」と入れていますが、「スポンサードリンク」や「広告」、「sponsored link」などでもよいようです。

配置ルール

広告ユニットは物理的にはどこにでも貼り付けられますが、Adsenseの規約で禁止されている配置がありますのでそれは抑えておく必要があります。

禁止事項の例

広告の配置に関するポリシー - AdSense ヘルプ
こちらから代表的なものを抜き出してみます。

1.偶発的クリックの誘導

Google 広告のクリックを誘発するような行為は禁止されています。これには、メニュー、ナビゲーション、ダウンロード用リンクといったウェブサイトの他のコンテンツと誤認させるような方法で広告を配置することも含まれています。

広告の近くにリンク、再生ボタン、ダウンロード ボタン、操作ボタン([戻る] や [次へ] など)、ゲーム ウィンドウ、動画プレーヤー、プルダウン メニュー、アプリケーションを配置する際には注意が必要です。こうした配置方法は広告の偶発的クリックを招く可能性があります。たとえ意図していなくてもレイアウトが原因で偶発的なクリックが発生してしまったサイト運営者様には、違反通知が送信される場合があります。

ありがちなのが『TOPに戻る』ボタンです。これが広告にかかっているとダメだそうです。私は対応しきれていませんが(・・;)

2.広告の不自然なアピール

Google 広告を不必要または不自然にアピールすることは禁止されています。たとえば次のような表示が含まれます。

ユーザーの注目を広告に集める派手なアニメーション
広告を指し示す矢印や記号

ここに広告あるよーというお知らせはダメってことですね。
さりげなく、かつ広告だと分かるようにする必要があります。

3.誤解を招く見出しの下での広告配置

サイトのユーザーに誤解を与えないようにし、ユーザーがコンテンツと Google ディスプレイ広告を簡単に区別できるようにすることが大事です。AdSense のポリシーでは、「関連情報」や「関連リンク」といった誤解を招く見出しの下に広告を配置することは禁止されています。Google 広告のラベルには、「広告」または「スポンサーリンク」のみを使用するようお願いいたします。

次のような表現を使用して、広告をクリックするようユーザーを誘導することはできません。

「広告をクリック」
「広告をクリックして、チャリティ活動に募金」
「スポンサーをチェックして、サイトの運営にご協力を」
「新しいサーバーが必要です。ご協力をお願いします!」

説明そのままですね。クリックしてね、というお願いはNGです。

4.画像と広告の並列配置

サイトに表示される個々の広告に特定の画像を関連付けて配置することは禁止されています。このような配置方法は、画像と広告の内容が直接関係しているような誤解を与え、ユーザーを混乱させる可能性があるため、ポリシーに違反します。

画像と広告をくっつけるとダメだそうです。あくまでも広告は広告単体で配置するということですね。

5.スクロールしなければ見えない位置にコンテンツを押しやるサイト レイアウト

スクロールしなければ見えない位置にコンテンツを押しやるサイト レイアウトは避けてください。こうしたレイアウトは、ユーザーにとってコンテンツと広告の区別が難しくなります。

これはちょっと注意が必要ですね。
1画面全部が広告だとダメだそうです。スマホで広告を2つ置くと引っかかりそうです。

6.広告フォーマットに似せたコンテンツ

Google 広告を紛らわしい方法で掲載することは禁止されています。これには、広告付近のコンテンツを広告フォーマットに似せることも含まれます。Google 以外の検索結果ページに広告を掲載する場合は、検索結果と広告をはっきりと区別できるようにしてください。

説明そのままなので割愛。

7.報酬の提供

広告のクリックに対して報酬や見返りを提供する行為は固く禁止されています。

このへんは当たり前ですね。

などなど。まだありますが、細かいので気になる方はGoogleのAdsenseヘルプを参照ください。

ここで注意点として『1ページの広告設置数の上限(3つ)』は撤廃されているということです。
Adsenseの配置で検索するとよくこの話が出てきます。
しかし調べてみると、2016年の夏頃に上限の文言が消えたそうです。確かにAdsense規約に上限の話は書いていません。

じゃあいくつでもOKなの?ということを思われるかもしれませんが、答えとしては『ルール的にはOK、だけど常識の範囲内で管理者が判断する』だと思います。
あまりに広告が多くて目につくと、本来のコンテンツが分かりづらくなってしまうのでサイトの価値が下がりますからね。

収益率の高い配置

禁止事項を守ったら次は、収益率の高い配置を考えます。

ここでのポイントは、収益率の高い配置は先人達が見つけてくれているということです。

配置に関しては下記のサイトを参考にさせてもらいました。非常にわかりやすく解説してくれています。

私は、記事上に1つ、記事下に2つ配置しています。(諸事情により記事下は1つに減らして試験運用中)

まだまだPVがひよっこなので収益がどうなったかを検証できてはいませんが、そのうち検証してここで報告したいと思います。

自動挿入

これを導入すると最高に楽になります。わざわざ記事毎にAdsenseコードを貼る必要がなくなります。

私はこちらを参考にさせてもらいました。
uxlayman.hatenablog.com

やり方を説明します。

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挿入場所は、何個目の大見出しの前に広告を表示させるかを指定します。
大見出しが10個ある記事の場合、2分の1にすると5個目の大見出しの前に広告が表示されます。
私は記事の一番最初の大見出しの前に表示させたかったので20分の1にしました。
大見出しが20個以内であれば必ず最初の大見出しの前に表示されます。

後はデフォルトのままですね、ここは説明を読んで自由に設定すればよいと思います。

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そして『作成!』ボタンを押して、コピペ用完成コードに表示されているコードを記事上もしくは記事したに貼るだけです。

ちなみにスマホも同じコードを貼るだけでOKです。

あとがき

今のところこれで貼るという作業をしなくてもAdsenseを表示させています。

ただ1点だけ課題なのが、ダブルレンダリング(広告を横に並べて表示する)で配置した場合、レスポンシブだとスマホ側で広告が縦に2つ並んでしまいます。
これは規約の『スクロールしなければ見えない位置にコンテンツを押しやるサイト レイアウト』に抵触するはずなので、今はダブルレンダリングしていません。

レスポンシブでなければスマホだけ広告1つだけにしてしまえばいいんですが、レスポンシブをやめるとPCとスマホの両方をメンテしなければいけなくて面倒です。
なので、しばらくはレスポンシブでいきたいと思っています。また何か解決方法が見つかれば追記します。

以上Adsenseの申請から設置までのまとめでした。